お役立ち情報Blog

先日、松本のショッピングセンターで開催された寿台養護学校の生徒さんの作品展・販売会に足を運びました。
会場に足を踏み入れると、想像をはるかに超える活気に圧倒されました。販売開始前から大勢の人だかり、開場アナウンスと同時に人々は思い思いの作品を目指して駆け出すほどの盛況ぶり。私もお目当ての作品を求め、人波の中へと進みました。
実は少し前、寿台養護学校で行われた学校公開に参加させていただき、生徒さんたちが日々の学校生活をどのように送っているのか、そして就労に向けた特別支援教育の内容について学ぶ機会がありました。
生徒さんたちがそれぞれのペースで作品作りに励む姿を間近で拝見したのですが、その時の光景が今も目に焼き付いています。先生に熱心に説明を求める子、真剣な眼差しで作品作りに没頭する子、そして何より、どの生徒さんも心から楽しんでいる様子が印象的でした。
そして、完成した作品を手にした時の感動は、言葉では言い表せません。どの作品も、先生の丁寧な指導のもと、生徒さん自身の個性がキラリと光る素晴らしい出来栄えでした。
陶芸、木工など、ジャンルは様々ですが、どの作品にも共通するのは、温かさと力強さ。生徒さんたちの才能が、先生方の愛情深いサポートによって見事に開花していると感じました。
販売会を通して、生徒さんたちは目標に向かって作品作りをする喜び、そして自分の作品が人に喜んでもらえるという達成感を味わえたことでしょう。これは、生徒さんたちが自信をつけ、自立への道を歩む上でかけがえのない経験になったに違いありません。
改めて、学校の存在意義、そして先生方の取り組みの素晴らしさを実感しましたし、就労支援に向けて、今まで以上に真剣に取り組まなければと思った一日でした。
私も、そんな生徒さんたちの作品に触発され、心の奥底に眠っていた情熱がふつふつと湧き上がってきました。
「私もまだまだ、やりたいことがある！」
DIYで作りたいもの、挑戦してみたいこと...。
春になったら、新たな一歩を踏み出してみようと思います。
もしかしたら、まだ見ぬ才能に出会えるかもしれない。
そんな期待を抱かせてくれる、素敵な販売会でした。
購入した作品は、大切に使わせていただきます。