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更新日:2024.01.05

2024年・新年早々に発生した災害に想う

元旦に起きた能登半島地震、2日の羽田空港でのJAL衝突事故と、大変悲しい新年の幕開けとなってしまいました。
地震については、毎日報道される被災地の状況を観れば観る程、被害の大きさに改めて怖さを思い知らされます。一日にして、街が変わり果て、住居もインフラも全てが奪われてしまいました。こんな経験をまだしていない自分ですが、もう他人事ではいられないという気持ちがより一層沸き起こると共に、この恐怖感を忘れてはいけないと感じております。
因みに弊社代表は、東日本大震災時に仙台にて被災し、飲まず食わずそして燃料供給もままならずの状況を体験したそうです。1カ月近く仙台から出る事が出来ず、体重が一気に7kg近くも落ちたと聞いていますので、その悲惨な状況はかなりのものだったはずです。

ライフラインが遮断されてしまう事ほど苦しいことは無いと思います。道路が寸断されたら食料も水も届けたくても届けられない。この季節の気温の中での避難所生活をされている被災者の方がいる事を考えて生活をしなくてはいけないはずが、東日本地震、熊本地震の時にも感じた同じ気持ちを、ずっと持ち続けられていない自分が情けなく思います。
 
たまたまですが、先日こんな映画を観て来ました。
現代を生きる18歳の高校生が終戦前の時代にタイムスリップする物語です。食料もままならない、生きていた時代とは違う生活の不便さに戸惑いながらも、自分と同じくらいの若さで戦地へ行かされる特攻隊の方との関わりによって、それまでの当たり前が当たり前で無い事や感謝の気持ちを持つ事の大切さに気付けていくという内容でした。便利で贅沢化している今の時代、悲しいですが、今回のような天災によって一瞬で生活は変わってしまうでしょう。映画の中で伝えようとしている事が重なって感じました。

もうどこで地震が起きても不思議ではありません。
今が当たり前と思わず、自分の身に置き換えた際にどうできるのかをしっかり考えておく時が来たのではないかと思います。
私はリュックに必要最小限の備品・食料を準備していますが、実際持ち出せる事が出来るものなのか?・・・という心配もありますが、大事なのは意識です。

始まったばかりの2024年、被災地の早い復興を願いながら、私達がすべき事として
家庭、職場でも話す機会を設けて、意識付けて行くことの重要性を感じます。